製品説明

丸型アルミニウム導体 (AAC) は、高純度アルミニウム (通常純度 99.5% 以上) を伸線および撚り加工して作られた円形断面導体です。軽量、低コスト、加工が容易なことから、低圧から高圧の架空送電用の基本的な導体として、電力網の建設や配電システムで広く使用されています。
コア構造:同心撚り設計を採用し、複数の円形アルミニウム単線を「中心1本+外層周囲」で撚り合わせて構成されています。一般的なストランド数は 7、19、37 などで、ワイヤ断面積の増加に伴ってストランド数も増加します。
外観特徴:全体の断面は円形であり、表面は滑らかで、目立った凹凸はありません。撚りピッチが均一であり、ワイヤ全体の機械的安定性が確保されています。
軽量: アルミニウムの密度はわずか 2.7g/cm 3 で、同じセクションの重量は銅線の約 3 分の 1 であり、タワーの負荷と設置の困難さを大幅に軽減します。
加工が容易:アルミニウム素材は延性に優れており、0.5mmの細さの単線に引き込むことができます。撚り加工時に折れにくく、異断面仕様の生産に適しています。
DC 抵抗: 断面積が大きくなるにつれて減少し (例: 16mm ² では 1.830 Ω/km、120mm ² では 0.253 Ω/km)、さまざまな電力伝送要件を確保します。
耐電圧: 絶縁調整は対応する電圧レベルの要件を満たしており、定格電圧で破壊やフラッシュオーバー現象はありません。
耐電圧: 絶縁調整は対応する電圧レベルの要件を満たしており、定格電圧で破壊やフラッシュオーバー現象はありません。
設置温度:-10℃~40℃での施工を推奨します。 -10℃以下ではアルミ線が脆くなりやすいので絶縁対策が必要です。
最大許容張力: ワイヤコアの引張変形を避けるために、構造張力は最小破壊荷重の 40% を超えてはなりません。
農村部の送電網構築: 農村部の低電圧配電網に適応しており、軽量な特性により野地や山地への設置の困難さが軽減され、コスト面での利点が大規模設置に適しています。
都市部の低電圧配電: 住宅地や街路の 0.4kV 家庭用電線に使用され、変圧器と組み合わせてユーザー側で配電を実現します。
小規模産業用配電: モーターや機器などの従来の電力需要を満たすための工場内の 10kV 未満の送電線。
|
公称断面積 |
導体数/単線径 |
導体構造 |
最初の層 |
2層目 |
3層目 |
第4層 |
制御断面積 (mm²) |
1メートルあたりの重量 |
標準抵抗値 |
内部制御抵抗 |
||||
|
mm |
基準金型 |
ピッチ |
基準金型 |
ピッチ |
基準金型 |
ピッチ |
基準金型 |
ピッチ |
≤g/m |
≤Ω/km |
≤Ω/km |
|||
|
10 |
7/1.35 |
1+6 |
3.8 |
65-75 |
|
|
|
|
|
|
9.4 |
25.4 |
3.08 |
2.9876 |
|
16 |
7/1.71 |
1+6 |
4.7 |
75-90 |
|
|
|
|
|
|
15.2 |
41.1 |
1.91 |
1.8527 |
|
25 |
7/2.12 |
1+6 |
6 |
90-110 |
|
|
|
|
|
|
24 |
64.9 |
1.2 |
1.176 |
|
35 |
7/2.54 |
1+6 |
7 |
110-130 |
|
|
|
|
|
|
33.7 |
91.1 |
0.868 |
0.8506 |
|
50 |
10/2.54 |
2+8 |
8 |
120-140 |
|
|
|
|
|
|
46 |
124.3 |
0.641 |
0.6314 |
|
70 |
14/2.54 |
4+10 |
5.6 |
105-120 |
9.9 |
125-145 |
|
|
|
|
67 |
181.1 |
0.443 |
0.4364 |
|
95 |
19/2.54 |
1+6+12 |
7 |
130-145 |
11.6 |
150-170 |
|
|
|
|
92 |
248.7 |
0.32 |
0.3152 |
|
120 |
24/2.54 |
2+8+14 |
8.5 |
150-165 |
13 |
170-190 |
|
|
|
|
115 |
310.8 |
0.253 |
0.2492 |
|
150 |
30/2.54 |
4+10+16 |
5.7 |
120-140 |
9.8 |
155-170 |
14.5 |
180-205 |
|
|
143 |
386.5 |
0.206 |
0.2029 |
|
185 |
37/2.54 |
1+6+12+18 |
7 |
150-165 |
11.6 |
175-190 |
16.1 |
200-225 |
|
|
180 |
486.5 |
0.164 |
0.1624 |
|
240 |
48/2.54 |
3+9+15+21 |
10 |
190-210 |
14.2 |
215-235 |
18.5 |
235-255 |
|
|
235 |
635.2 |
0.125 |
0.1238 |
|
300 |
61/2.54 |
1+6+12+18+24 |
7 |
160-175 |
11.6 |
215-235 |
16.3 |
240-260 |
20.5 |
255-275 |
294 |
794.7 |
0.1 |
0.099 |
|
400 |
61/2.9 |
1+6+12+18+24 |
8.3 |
170-185 |
13.5 |
245-265 |
18.5 |
280-300 |
23.5 |
290-320 |
379 |
1024.4 |
0.0778 |
0.077 |
|
500 |
61/3.24 |
1+6+12+18+24 |
9.5 |
200-235 |
14.8 |
260-280 |
20.6 |
310-330 |
26.5 |
330-360 |
486 |
.1313.7 |
0.0605 |
0.0599 |
|
630 |
61/3.68 |
1+6+12+18+24 |
10.6 |
220-250 |
17.2 |
330-350 |
23.6 |
360-380 |
30 |
380-400 |
622 |
1681.3 |
0.0469 |
0.0464 |
|
プロセス要件: 1. 前工程で引き出された導体を相互検査し、間違った単一の導体を使用しないようにします。撚り線の張力制御には注意して、単導体が薄くなりすぎて過度の DC 抵抗が発生しないようにしてください。 2. 導体の構造、撚り方向、撚りピッチがプロセス要件を満たしている必要があります。より線はきつめに、最外層が左側に、隣接するより線が反対方向になるようにします。導体の表面は滑らかで平らで、油汚れがなく、根元の折れ、亀裂、機械的損傷がないことが必要です。 3. はんだ付けは単撚り導体上で許可されますが、同じ層内の 2 つの接合部間の距離は 300mm 以上、同じ単線上の 2 つの接合部間の距離は 15mm 以上でなければなりません。接合部は滑らかで丸みを帯びている必要があります。 4. ワイヤのより線はきれいで均一でなければならず、最も外側のより線とスプールの端との間の距離は 50 mm 以上である必要があります。 5. 生産を続行する前に、プロセスを厳密に従い、導体抵抗、メートルあたりの重量、および外径が要件を満たしていることを確認します。 |
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